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アレルギーと離乳食は関係あるの?

乳児湿疹など、アレルギーと離乳食って何か関係ありそうですよね。

そう、実は無関係ではないのです。

『なぜ、離乳食はある程度の期間、待たなければならないのでしょうか?』

その理由ってなんでしょうか?

お母さんであるあなたは、周りの方から、(例えば親や親戚から)「もう食べさせたら。」「まだ、何も食べさせてないの?」と言われたり、もしくはお母さん自身が、生後5ヶ月になったら、離乳食を始めるのが普通だと思っていたら…

もしかしたら、もっと早くから離乳食を始めようとしているのかもしれません。

そのスタートのタイミングが、本当にその赤ちゃんに合っていれば問題はないでしょう。

でも、もし違っていた場合は、赤ちゃんに悪い影響があります。

離乳食の時期は政治によって決定された?

日本において、離乳食が5ヶ月からという基準が出来たのは、過去をさかのぼると、昭和33年に旧文部省が行った「日本の離乳」調査と「離乳基本案」作成に基づいています。

当時の離乳開始の平均は7.2ヶ月だったのを、欧米の赤ちゃんに負けないようにと、国は人工乳を与えることを促進し、離乳の開始と完了の早期化を目指したからだそうです。

(「赤ちゃん学を知っていますか?」を参照)

離乳食を始める本当の時期

もう一度、始めの質問に戻りますね。

「なぜ、離乳食は、ある程度の期間、待たなければならないのでしょうか?」

その理由は、生後4ヶ月前には、ほとんどの赤ちゃん『舌と飲み込む運動を上手に関連づけることはできないから』です。

実際のところ、赤ちゃんは、6〜7ヶ月まで歯が生えてこないのではないのでしょうか?

これもまた「赤ちゃんは噛むよりは主に吸うようになっている」ということのとも言えます。

また、赤ちゃんの歯の成長やお口の中の消化システムが合っていないだけでなく、赤ちゃんの体内も同じようにまだ準備ができていません。

赤ちゃんの未熟な腸は、4〜6ヶ月になってようやく多くの消化酵素が働き始めるのです。

それまでは、いろんな食べ物を処理する能力ができていないと言うことです。

そんな時に、初めて食べた物にアレルギー反応が起こりやすいのは必然かもしれません。

そんなに早く食べられない!

人間の腸が完成するのは、1歳〜2歳と言われています。

赤ちゃんが生まれて何かしらのアレルギーを起こしたことがある場合や、家族にアレルギー体質の方がいる場合などは、早い段階での離乳食は避けた方がいいと考えます。

生理学的にも7ヶ月ころにようやく腸のアレルギー保護が最大にできるようになると言われています。

離乳食を始めるタイミングを世間一般で言われているマニュアル月数のどこかに当てはめるのは、いかがなものでしょうか?

実際の目安としては、

1. 生まれてからアレルギー反応を起こしたことがあったり、検査などで何かしらのアレルギー体質である場合は、少なくとも8ヶ月以降などの遅めのスタートを考えてみる。

2. 歯が生えてきているかどうか?

3. 赤ちゃんが、スプーンを持って食べたがっているか?食べ物に興味を示しているかどうか?

食べさせる離乳食は何が良い?

離乳食は、食べ物のアレルギー反応が出るかどうかという大切な意味を持ちます。

初めは、一つの食べ物を少しずつ食べさせるようにしてください。

大丈夫なら、少しずつ量を増やしてみてください。

だからと言って食べたがらない時は、無理に食べさせる必要もありません。

また、何をどれくらい食べたかをノートにつけておくと、後でアレルギー反応が起こった時に対処がしやすくなります。

一度食べただけで反応が出る場合はわかりやすいのですが、少しずつ毎日食べている物が原因で、アレルギー症状が出たりする場合があるので、それをやめてみるというのも解決策の一つになります。

お母さんが、大丈夫だと思って食べさせたものが、その赤ちゃんにはアレルギー反応として出るかもしれません。

こればっかりは、誰にも予測がつかないですもんね。

病院は個人差を無視しています!

気をつけていただきたいのは、病院は、赤ちゃんの月数だけをみて、マニュアルで指導してくることが多いですが、成長段階の赤ちゃんには、個人差があるということです。

マニュアルの月数でどうしたら良いのか悩まずに、実際の結果をみながら、赤ちゃんと一緒に調整していきましょう。

また湿疹が出たら、離乳食や服など、いろいろな事を総合的に考えて冷静に原因を探しましょう。

病院は、『アレルギー→ステロイド剤』と思考停止な状態でマニュアル処方するだけで、何も真剣には考えてくれませんので。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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