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産後うつに飲み薬って!

最近、産後うつが問題になっているらしく、産後うつは、誰にでも訪れる可能性があることです。

ですので、もし、自分は「産後うつ」かもしれないと思ったとしたら、自分だけおかしいのではないのか?と思わないようにしてくださいね。

こちらは、昨年の2017年におはよう日本で放送された内容のサイトです。

「産後うつ」こうして発見、悪化を防ぐ

こちらの内容では、出産後から2週間がピークと言われています。

産後うつの原因は、産後のホルモンバランスの急激な変化や、育児のストレスだと。

ただでさえ、心身の不調に陥りやすい産後の時期、腰痛や便秘、貧血、肌が荒れてしまったり、理由もなくイライラしてしまうなど、妊娠中に引き続き、さまざまな身体トラブルを感じる中、慣れない育児でパニック状態になります。

産後うつになる考えられる要素

私も自分の出産後を思い出してみました。

私の場合、産後うつにはなりませんでしたが、自分の体や気持ちの変化で、産後うつになってしまうかもしれない状況がいくつもありました。

『体の痛み、疲れ、体力の低下』

産後は、患部がつねに痛いですし、体力を使い果たしているので、体はしんどいのです。

中には、貧血になっている方もいらっしゃると思いますし、私の場合は髪の毛が産後一気に抜けました。

その状態だけでも、ものすごく不安になりました。

『ただ単に、眠れない状態が毎日続く』

生まれたら即、3時間おきの授乳で、ほとんど睡眠が取れないのです。

どんな人でも、十分な睡眠が取れないだけで、うつになりませんか?

『我慢しないといけないことが増える』

例えば、外出などほとんど出来ない。

妊娠中に引き続き、授乳中なので、食べるものにも気をつけないといけない。

私の場合は、好きなコーヒーを飲まないでがまんしました。

ストレスがたまるのに好きなことを我慢しないといけないので、ストレス発散もなかなか難しい。

『母親としての自信をなくす瞬間がある』

うまく寝かしつけれない、思うように子育てが出来ないなど、小さな失敗でも凹んだり。

その上、周りの助言に「自分ができていないことを指摘されているふうに感じて、落ち込んだり。」

また、こんなこともありました。

意味不明の涙

出産の翌日、病室で看護師さんが、優しく声をかけてくださったことだけで、涙があふれて止まりませんでした。

今思うと、あの時の大量の涙は何だったのか?

なんで、あんなに悲しくなったのかよくわかりません。

とにかく自分では感情のコントロールが全くできず、なんでこんなに悲しいのか、なんでこんなに辛いのか、よくわからなくなる時がありました。

産後うつ症状に薬で解決していいのか

病院では、産後うつの症状に応じて、抗うつ薬のほかに抗精神病薬を処方します。

産後うつにある問題は、明確です。

一人でするには、今までしたのことのない責任のある仕事が多すぎるのと、よくわからないことからの不安が原因です。

会社でも、どうやってすればよいかわからないまま、責任のある仕事をたった一人でしなさいと言われてたら、パニックになりませんか?

本当に解決するためには、よくわかっている誰かに教えてもらうことです。

でも残念ながら、家庭では、そんな人はいないわけです。

だからこそ、旦那さんが子育てを手伝う、もしくは行動できなくても知識でわからないことや不安な部分を助けるなど、責任を一人で抱え込むのではなく、二人で持つことで、気持ちが楽になるはずです。

また、親になるのは初めてのことでわからなくて当たり前。

じゃあ、わからない!?どうしよう???ではなく、事前に勉強すべきなのです。

どんな人でも、初めてのことは勉強も練習もしていなければ、できないものです。

私も育児書を何冊も枕元に置いて、不安になる度に、何度も何度も確認しながら読んでいました。

それをすることで、安心感を得ることもできました。

安心感も得られず、不安感ばかりでは、短い睡眠さえ取れなくなってしまいます。

原因をしっかりと見極めて、問題に向き合ってもらいたいと思います。

産後うつになったからと言って、薬で脳を麻痺させたって意味がないのです。

が、授乳を肩代わりしてくれたり、今、赤ちゃんが泣いている状況をなんとかしてくれるわけではないのです。

医者は真の原因がちゃんとわかって、薬を出しているのでしょうか?

原因は、人それぞれかもしれないですが、確実に対処すべき原因が明確にあるはずです。

決して、薬は本当の原因に対しての解決策になりませんし、うつの症状を一時的に抑えるだけのごまかしにしかすぎません。

産後うつは、誰にでも起こり得る症状であり、その原因にご夫婦でしっかり向きあれば解決できます。

体力的に辛い場合は、漢方薬で体力を補うこともできます。

授乳中のトラブルや、赤ちゃんの夜泣きなども気軽にご相談くださいませ。

薬のことだけでなく、具体的にどんなことをすれば効果的かをアドバイスいたします。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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