漢方専門まごころ漢方薬店

ものもらいが眼科で治らない?

うちの子が保育園に通っていた頃の話ですが、3歳の時に、疲れが出てくると、よくものもらいができました。

ある時、ちょうど、同じ場所に大小二つもできたので、左目のまぶたがビックリするほど腫れてしまいました。

とりあえず近くの眼科に行きました。

診察方法は、いたってシンプル。子供に触れることもなく、目視のみで「お薬を出しておきます」と言われただけ。

あまりに簡単な診察で、拍子抜けした感じでした。

「つぶして小さくするような治療はできませんか?」と聞いてみると、「今はこんな小さい子供には、そんなやり方はしません」とあっさりとした返答が…

まー治れば、その病院のやり方でいいのですが。

その病院では、タリビット眼軟膏という塗り薬をいただきました。

言われた通りに毎日、何回も塗りましたが、状況は「何も」変わりません。

「他の眼科へも行ってみたら、違うやり方かも」と思い、ちがう眼科に行きました。

しかし、今度の先生はライトを当ててしっかり見てくださったのですが、やはり同じ、タリビット眼軟膏薬を出されました。

診察はしてくれましたが、診察しようがしまいが、結局、同じ薬なんですね。

「前回の病院でいただいてますので、同じお薬ならいいです」と言うと、「なくなったらまた来てください」とのこと。

そして、次の先生にもコチラから前と同じように「切って治せないですか?」と質問をすると、「こんな小さい子供にそんな治療はできない。もし、するのなら大きな病院で全身麻酔をしての手術になります。たとえ、切除しても跡が残ることもあります」とのこと。

その先生の説明を聞いて、ものすごく恐ろしくなりました。

ものもらいを治すのにこんなに大変な覚悟がいるのかと…

とにかく、真面目にタリビット眼軟膏を一本使い切り、再度、その病院へ。

大きな腫れがひいた後は、薬を塗っても一向に、それ以上小さくなる気配はありませんでした。

それを先生に報告しました。

先生が診察しても、やはりあまり状況は変わっていないということですが、他に方法がないため、また同じお薬を出されました。

「このお薬をこんな小さい子に、塗り続けても良いのでしょうか?」と質問すると、

「そんなに強いものではないので、問題ないでしょう」とのこと。

不安に感じた私は、

「塗り続けても治らないのなら、何本くらいまで塗っていてもよいのでしょうか?」

「う〜ん、2、3本かな?」

「それでも治らない場合はどうすればいいのですか?」との私の質問に対して、

「前にも言ったように、じゃあ大変な手術をするんですか?」と言われてしまいました。

その先生の言葉に『要するに病院では、もう他に手がないんだ』と確信しました。

お医者さんって、『僕には治せないんです』とはっきり言ってくれずに、とにかく、ごまかすのですね。

「わかりました」と同じお薬をもらって、しぶしぶ帰りました。

私の中で同じ薬をもう一本塗ったところで治りそうもないと思い、また、お医者さんも治せるとは思っていないことがわかりました。

仕方がないので、ものもらいも漢方薬で治すことにしました。

そうすると漢方薬でみるみるうちに『ものもらい』が小さくなっていきました。

飲ませた期間は、2週間くらいです。

ものもらいは、さすがに「西洋医学の外用薬の方が治りが早い」と思い込んでいたのですが、よく考えたら身体の中からの原因で出来たものだから、漢方薬でも治るんですよね。

なんだかんだで、色々と勉強になりました。

特に『お医者さんは、3歳の子すら治せない』というのは、勉強になりました。

それから、自分がなった時も漢方薬で治すようにしています!

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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