漢方専門まごころ漢方薬店

新型コロナウイルスがもたらした孤独感

やっと、来週からうちの子供が通う中学校が普通授業になります。

ある意味、6月15日は記念すべき日なのかもしれません。

ですがクラスターが起きて、いつまた休校になるかもしれないので不安はつきないです。

地域によっては、休校している学校もあります。

また、体調がすぐれないお子さんや持病のあるお子さんは、学校が始まっても通えないという状況があるかもしれません。

新型コロナの自粛期間、子供達はずっとお家にいて、本当にえらかったと個人的な意見として思います。

うちの子は学校の勉強は嫌いだし、学校はあまり好きではないから休みを喜んではいたのですが、休校が延長になる毎に、『学校に行かせてくれ〜』『早く友達に会いたい』とぼやいていました。

こんなに長い休校期間があった中で、一つ救いだったと思ったのが、LINEなどのコミュニケーションツールがあったり、オンラインで誰かとつながれる時代になっていたことです。

友達と会ったり、集まって遊びたいけど、それができない中でなんとか自分たちの思いや感情を伝え合えるツールがあって良かったな。と今回、自分の子供の姿を見て思いました。

ストレス回避と孤独を感じるリスクが背中合わせ

今回の新型コロナウイルスの影響で、今後は人と人の間は一定の距離を空けるというのが自然になってくるでしょう。

そうすると、自分のパーソナルスペースが今までよりゆとりができ、少しストレスも緩和されるかもしれません。

苦手な上司との飲み会なども行く機会が減るでしょうし、断ることも今までより容易になると思われます。

本来は距離を取りたいと思っている相手とは、思うように離れることができるようにはなりますが、なんとなく人との繋がりが減って孤独に感じることが増えるかもしれません。

逆に孤独や孤立感でストレスにならないように、これからは繋がりたい相手とはコミュニケーションをとれるように工夫と積極性が必要になってくるかもしれません。

大人の社会なら、そう難しいことではないかもしれませんが心配なのは子供達です。

今までなら同じ空間にいることで仲間になれたのに

学校の休校、クラブ活動の休止、公園で集まって遊ぶこともダメ、習い事もお休みとなると、子供達は人と繋がる機会を失ってしまっています。

大人と違って、子供はいろんな規制があるため、コミュニケーション手段を選択したりできないですし、その選択肢すらない子供だっています。

今後も新型コロナウイルスが猛威をふるう可能性もありますし、また新たなウイルスが蔓延してしまうことも想定して、たとえ学校が休校になったとしても、子供達が人と繋がったり、安全にコミュニケーションがとれるような環境を早く整理して欲しいと一人の親として願います。

お子さんの変化に気づいたら

もし、今回のコロナウイルスの影響で、鬱っぽい症状が出たり、違った環境に対応できずに体調を崩してしまったというお子さんがおられたら、自然な漢方薬での治療をお勧めします。

なぜなら、どんなお子さんもこんな状況下では、体が対応できなくても仕方がないからです。

例えばですが、間違っても、眠れないからと言って、子供さんに睡眠薬を飲ませるようなことはしないでほしいと思います。

余計に体がこじれてしまいます。

ちゃんと、順序立ててお子さんの体に負担をかけずに治していけばいいだけなのですから。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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