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不眠症は睡眠薬でしか改善しないの!?

不眠は結構、多い症状みたいですね。

厚労省の睡眠に関する調査でも、5人に1人が自分は不眠がちだと感じ、10人に1人は、長期間にわたって不眠に悩まされていると報告されています。

そして3人に1人くらいは、過去に不眠で悩んだ時期があるそうです。

不眠症に悩まされたらどうしますか?

とにかく、「眠れるように」と病院で、睡眠薬を処方してもらうか、ドラックストアで買いますよね。

一般的な市販薬では、睡眠改善薬「ドリエル」が有名です。

このお薬の効能は、一時的な不眠症状を緩和すると説明されています。

一時的な不眠とは、「精神疾患等病的な原因のない人が経験する一過性の不眠」のことで、その持続期間は数日間で、一週間を超えない範囲の不眠のことを言います。(ドリエルの効果のページより引用

他にも、病院でよく処方される睡眠導入剤のレンドルミンやマイスリーを飲んだ経験がある方は、ご存知かも知れませんが、睡眠薬を飲めば、とりあえずは眠れるけど、飲まなかったら、結局不眠のまま。

飲んだら眠れるけど、なんだか気分がよくない

だからなのか、睡眠薬は良く効くけれど、飲み続けるのはなんだか気持ち悪いような気がして、睡眠薬をやめたくなります。

やはり、薬に頼って不眠を改善するということは、薬を手放せないのと同じことを意味します。

ドリエルの説明にも、『一週間を超えない範囲の不眠でしか、効果がない』と言い切っています。

睡眠薬の強制的な効果のおかげで眠れてるだけで、結局のところ、不眠症の改善にはなっていないわけです。

体的には、無理やり、体のスイッチを切ったような感じで、眠りに落ちているので、それを毎晩繰り返すのってどうなんでしょうか。

思わず、睡眠薬を頼ってしまうけれど・・・

今日も患者さんとのお話の中で、

「最近ちょっと、眠れなくて一回病院の睡眠薬を飲んでその日は眠れたのですが、次の日、1日中頭がボーッとして、何もできなくて、丸1日が無駄になってしまいました。
薬を飲んで眠れても、次の日がすっきりしないなら、飲まない方がいいと思って、もう飲んでないんです。」とおっしゃっていました。

眠れないと辛いですが、薬で無理やり、眠れても、次の日がすっきりしないなら、眠れても眠れなくても、同じですよね。

睡眠薬も人それぞれの状態に合わせて、その人の寝つきの悪さの強さに合わせて、処方されれば、次の日に1日中、ボーッとすることもないでしょうに、病院の薬は一律、みんな同じ強さの薬で脳のスイッチを切るようなものだから、眠れたとしても、次の日にバリバリ活動できないという、そのリスクはどうなの?って思います。

まさに一時的にごまかす、病院の薬らしい効果ですね。

この患者さんには、漢方薬で睡眠の方も徐々に良くなるような処方に切り替えさせていただきました。

漢方薬は、睡眠薬のように、強制的な効力はありません。

体質によって、時間がかかることもありますが、眠れるようになった時は、自然に眠れるようになり、起きた時には、違和感なくスッキリ!しています。

睡眠薬での睡眠では、どうもスッキリしない、睡眠薬を飲み続けるのは嫌だ!と思われる場合は、一度ご相談ください。

★当店では、しっかり全身の状態をみて、あなただけの体質を判断して、最適な漢方薬をお選びします。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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