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暑い夏、クーラー病に気をつけて!

夏休みの真っ只中ですね。

お母さんは3食のご飯作りに追われ、子供さんは宿題や課題に追われてませんか?
もしかして、そんな親子はうちだけ・・・ですかねぇ(笑)

今年の夏は30度を超える気温が当たり前の日が続いています。とっても体的には辛い状況ですよね。
昨日はなんと大阪府では、最高気温36.4度を記録したとのこと!毎朝、天気予報を見て、ウンザリする今日この頃です。

普段から大人よりも体温が高めの子供には、この暑さはきついものがあります。どうしても、クーラーや冷房の中で過ごす時間が長くなってしまいますよね。

先日、うちの子もあまり体調がすぐれない様子で遊びに出ていく元気もなかったのか、ほとんどの時間をクーラーのかかった涼しい部屋で過ごしていたら、その日の夕方、「めちゃくちゃしんどい、頭が痛い。」と言い出しました。

体温計を出して、自分が病気であることをアピールしようと体温を計ったところ、35度台といつもより低かったのです。
子供の額を触るとかなり冷たい状態になっていました。

一日中、涼しい部屋の中にいて、すっかり体の中まで冷えてしまったようです。本来の外の暑さなら、汗がダラダラと止まらないはずですから。

これは、夏風邪でもなくクーラー病です。我が家での対処方法として、漢方薬を飲ませて、外で汗が出るまで運動をさせました。

すると、「30分くらいずっと体の中が熱くって、汗も出なかったけど、汗が出てきたら体が熱くなくなった!」と言って、しばらくすると、いつものように元気になっていました。

今度からは、同じようなことが起こらないように注意をしなければと反省し、翌日からはクーラーの中に長時間、いないようにした方がいいと子供にも言い聞かせて、暑い日中も外に遊びに出て汗をしっかりかくことと、また、体が冷え過ぎないように、クーラーの温度は少し高めに設定して、少し汗をかく程度の温度になるように気をつけるようにしています。

『クーラー病』は、「もしかして、夏風邪かな?」と思って勘違いしてしまうかもしれませんので、気をつけてくださいね。

確かに、夏の暑さで体が弱っていて、食欲も落ちているとクーラーで体を冷やしすぎた場合は、体調を崩して本当に風邪をひいてしまうこともありますので、暑くても食べやすい工夫をして、食事はしっかりと食べるようにしないといけません。

突然、子供さんの体調がおかしくなったら、クーラーのせいではないかどうかを考えてみてくださいね。

こんなに毎日暑いと、うっかり、アイスや冷たい飲み物を取り過ぎたり、暑すぎてクーラーをつけないわけにもいかないので、気がついたら、ほとんどクーラーの中で過ごしていたりします。
そんな時にクーラー病(冷房病)になってしまうかもしれません。
暑い夏には、寒い冬とはまた違う健康管理が必要な時代になってきたようですね。

あっつい夏を頑張って乗り切りましょう!

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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