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もしかして低体温症?

健康的な人の平熱は36.5~37.1度と言われています。

近頃、36度以下という「低体温」の人が大人も子供も全体的に増えているそうです。

低体温は、がん細胞が増殖しやすい環境を作り出してしまうという大変、気になるデータもあります。

保育園に子供を預けている時などは、子供の体温が37.5度を超えると、保育園から連絡が来て迎えに行かなくてはいけないので、体温が高くなっていないかどうかと気にしがちでしたが、逆に現代では、幼児期であっても低体温の子供が増えているみたいです。

普段から体温が低くく、風邪などにかかると、なかなか治りにくいといったお子さんの場合は、大きな病気にかからないように気をつけてあげてくださいね。

低体温だと、子供の頃は、特に気にするほど不都合なことはないかもしれませんが、大人になると低体温であるが故に身体に不調が出やすくなります。

ものすごく冷え症になったりする可能性もあります。

身体が冷えると、どうしても気や血や水の巡りが悪くなりやすくなります。

その結果、病気になった場合に、体温の高い人に比べると、状態がひどくなりがちです。

それは自然治癒力が弱いことが考えられます。

低体温であると、がんになりやすいと言われるのはそういった理由からだと思います。

がん細胞は、どんな方でも常に身体の中でできたり、消滅したりを繰り返しています。

がんが大きくなるまでに、自分の力でやっつけることができるどうかが、本当に、がんになるかどうかの別れ道になります。

元々の体質が、親からの遺伝によって低体温であるという場合の方もいらっしゃいます。

そういった方は、どうやっても、ご自分の力では体温を高くすることは難しいですよね。

できるだけ温かくなるような服装であったり、部屋を暖めるように気を使うという方法が一般的かも知れません。

あまりにも冷たい飲み物や食べ物は避けたいところですね。

また、身体を温めるからといって、しょうがや香辛料を取り過ぎるということは、かえって身体に負担をかけすぎてしまうところがありますので、バランスを考えて取るように注意してくださいね。

基本的に、しょうがや香辛料などは薬味的な存在ですので、日頃からたくさんとる食べ物ではありません。

温める力が強いというのは漢方的に見たら、その時の体質に合わなければ、副作用もあるということです。

漢方薬なら、身体の中で起こっている低体温の原因を少しずつ取り除いていくことができます。

例えば、血や水の巡りが悪くて、体温がなかなか上がらないとか、どこか一カ所に熱がこもって、身体全体に行き渡っていないなどの原因を改善していくことができます。

そうすることで、身体の中の自然治癒力の機能が高まります。

低体温だから、がんになりやすいかも…という心配をされていませんか。

誰しも身体のどこかに弱い部分をもっているはずです。

低体温というのも、元々の持って生まれた体質の一つかもしれません。

自分は低体温かも…と気づいて、なんとかしたいと思っている方は、日頃の服装や食習慣を見直してみませんか。

それでも、どうもこうもならないなぁ。と感じたら、漢方薬でも低体温体質を変えていけますよ。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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