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病院のお薬は決して予防薬になりません

近頃の病院はアレルギー科などもできているようで、かゆみなどが生じるアレルギー反応を抑える抗ヒスタミン薬やステロイド薬を処方されることが当たり前になって来ています。

本当に小さい生後数ヶ月の赤ちゃんにでも、遠慮なしにお薬を出されていることにハッキリ言って、私は恐ろしささえ感じます。

特に子供さんが病気の場合、お父さんやお母さんが医者から「このお薬をやめると症状がまた出てきますよ。」とか「飲み続けないといけませんよ。」と言われたら、誰だってその通りにしてしまいます。子供さんのことを思えば思う程、言われた通りにすることを信じて疑わないと思います。

だけれども、病院で言われたからと言って、それをそのまま疑いもせずに信じて実行してはいけません。

なぜなら、病院で出されるお薬は、ほとんどが、その場しのぎの対症療法だからです。

お薬を止めたら症状が元に戻るのであれば、そのお薬は続けても根本的には病態はよくなっていかないのです。

長くとも月単位で、そのお薬の効果を実感できなければ止めるべきです。
ただ単に、症状を止めているだけのお薬なら年単位で続けたりするのは本当に危険です。
長期間での服用の場合は後でどのような副作用が出るかは誰にもわからないからです。
実際にお薬を出されている病院の医者でさえ予測不可能でしょう。
新薬は年単位で服用し続けた人のデータはほとんどないからです。

どんな副作用が後で出るかは本当に未知なのです。世間に広まった後に多数の方が同じ副作用で悩まされることがわかった段階で使用をやめるようになった新薬は過去にたくさんあります。
医者はそういった事例が発表されるまでは、お薬を処方し続けるのです。

実際には、人によってはアナフィラキシーを引き起こすことがあったり、ほとんどの人には起きなかった副作用が少数の人だけにそれぞれちがった症状で起きたりしています。

うちでは、不妊のご相談が一番多いのでとくにホルモン剤による治療で副作用が起こった方のお話をよく聞きますが、みなさん同じ症状ばかりではないのです。

やはり、その方の体質によって、同じお薬でも出てくる副作用は違ったりします。お薬を飲んですぐに副作用だと気づくことが出来る場合は、わかりやすいのですぐにやめることはできますが、最も怖いのはその副作用がすぐに出ないという方がほとんどなのです。長年続ければ続けるほど、お薬の副作用はどのような形で身体に現れるかはわかりません。

ホルモン剤の治療を続けたばっかりに、薬なしでは月経が来なくなったという方も複数いらっしゃいます。

大人でも、病院のお薬を飲み続けると後でこのような副作用が起きてしまうのです。
それが、大人になろうと成長している過程の子供さんの場合であれば、どこでどんな風にお薬が影響を及ぼすかは未知数です。

小児科でも、同じお薬を長年処方し続ける傾向になっているために、幼児の頃から何年も新薬を飲み続けた結果、まだまだ小さい小学生のお子さんがビックリするような副作用を引き起こしてうちに相談に来られます。

子供さんの場合は成長の途中です。大人と違って身体のいろんな器官がまだ出来上がっていません。なのに、薬で対症療法をし続けた結果、本来身体の中で機能するべきことが毎回強制的にストップをかけ続けられて、正しい機能ができずに身体に異常となって現れることもあると思います。

これは、病院では把握していないけれど、薬を飲み続けた結果の副作用の可能性があります。そんなことが起こってしまう例というのは、病院からすればほんの一握りの数かもしれないですが私たち親にとっては、大切な我が子がその一握りの数の中に入ってしまうなんて、あってはならないことです。

子供さんの治療の場合は、必ず「このお薬はどれくらいの期間続けることが普通ですか?」また、飲み続けなければいけないという指導を受けた場合は、
「続けた場合は、どれくらいで完治するとお考えですか?」という具体的な質問をしてください。
「完治はできません。症状をとめるお薬です。」という答えが返ってきたなら、そこで長期の服用をやめるべきだと思います。

子供は成長をし続けています。日々新しい細胞を大人よりも早いサイクルでつくっています。
という事は、大人よりも自然治癒力も高いのです。ケガをしても、大人の倍くらいの早さで治っていきます。

病院のお薬は症状がひどい時だけに頼るようにして、予防的に飲み続けるというような考えはしないようにして欲しいと思います。それよりも、根本的な治療が必要です。
薬がなくても悪い症状が出ないことを目標にしてもらいたいです。

子供の身体は大人とは全く違います。お腹にいる胎児ほど成長のスピードは早くはありませんが、子供は毎日成長しています。

お母さん、思い出してください。お子さんがお腹の中にいる状況で、病院のお薬を飲み続けようと思ったでしょうか?

そのお薬がお腹の赤ちゃんにどのような影響があるかわからないから、出来るだけお薬を飲まないように努力してきました。

今、年々大きくなっていくお子さんも同じです。

だからこそ、安易にお薬に頼らないようにしてくださいね。

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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