漢方専門まごころ漢方薬店

子どもが小学校に上がるまでにできる治療

まだまだインフルエンザが流行っているみたいですね。

元々、幼児期から喘息のためにうちで漢方薬を飲んでいる男の子とお母さんが来られて、
「おかげさまで、ずいぶん強くなりました!今年は家族でインフルエンザになってしまって、上のお姉ちゃん達はみんなかかっているのに、この子、1人だけインフルエンザにかからなかったんですよ!」
なんていうお話をしてくださいました。

幼児期に、子供はいろんな病気にかかります。
ご兄弟がたくさんいるご家庭では、みんなが次から次にダウンしてしまうとお母さんは看病続きで本当に大変ですよね。

働いているお母さんにとっては、せっかく保育園に預かってもらっているのに、次から次へと病気になっては、仕事を休まないといけないのが辛いところです。

でも、この時期にそれなりに病気にかかって免疫を強くしていくのはとっても重要なことなんです。

ただ、お子さんの中には毎月のように発熱があったり、感染病にかかったら2週間近くも長引く・・・
というような場合は、かなり抵抗力が弱いので、子供の体力UPに気を使ってあげるというのも必要です。

例えば、食が細い子供であれば、少しでもたくさん食べるようになる工夫を。
また、すぐに疲れる子供は早く寝るように睡眠時間を通常より多めにするなど。
子供の体調を見て、自分たちと子供を含めた外出の頻度や、出かける時間もこまめに調整するなど、大人に合わせてしまうと、体力のない子供には、大きな大きな負担になってしまっているかもしれません。

また、アトピーや喘息などのアレルギー症状の強い子供は、できるだけ小学生になるまでに集中して治してあげたいものです。

小学校へ入学すると、幼児期とは全く違った子供の社会が始まります。その第一歩をすんなりと踏み出させてあげれるようにするために、子供の健康ケアが最も大切だと私は思っています。

人それぞれ、得意なこと、苦手なことは全部違うと思います。
もし、何かにつまずいたとしても、毎日学校へ通うことができたり、お友達と元気に遊び回ることができる中で、その子供なりに少しずつ成長することができます。

もし、病気で何か行事があるたんびに疲れが出て、1週間も学校を休まなければならないとなるとせっかく頑張ろうとする子供の気持ちも大きな遅れをとってしまい、前へ進みづらくなってしまうのではないかと思います。
当たり前のことですが、そうなるとだんだん、学校へも行きたくなくなってしまいます。単純に体力や健康の問題の場合もありますよ。

うちにも、かわいらしい子供さんがたくさん相談に来られます。
子供さんの場合は、アトピーや喘息、蕁麻疹といった症状が多いですね。
幼稚園のころは、毎月のように調子が悪くなり、1週間単位で休むといった子供さんも、今は長期で休むことなく、元気に小学校へ通っています。

漢方薬を飲み出してから、性格が明るくなったという子供さんもいらっしゃいます。
きっと、体が元気になっていろんなことができるようになって、楽しいんじゃないかなぁ。と思います。

小学校は子供にとって、社会への大切な第一歩です。少しでも、自分の体に自信が持てるように応援してあげるのも親ができるサポートの一つかもしれませんね!

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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