漢方専門まごころ漢方薬店

親子そろってカニにやられた!!

今の時期は、カニが旬で美味しいですよね。

『カニ』と言えば思い出すエピソードがあります。

今のように寒かった時期に、お友達二人とそれぞれの子供を連れて一泊温泉旅行に行った時の話です。

旅館の夕食には、普段、食べないカニがた〜んと出てきて、むしゃぶりついたのはいいですが、突然その夜、頭がガンガンと痛み、「久々で湯あたりなのかな〜と」思っていたら、気分が悪くなって、せっかくいただいたカニもすべて食べたものをもどしてしまいました。

友達には心配されましたが、そのあと、すっきりと元気になりました。

うちの子はというと、特に何も変わらずはしゃぎ回った後、ぐっすり眠っていました。

ところがです、翌朝、ふとんからなかなか起きようとせず、なんだかぐったりしていました。

熱もないし、でも様子はおかしいし…

一言、青い顔をして「お母さん、気持ちが悪い〜」と。

その言葉でその時『これだ!』とピンと来たんです。持ってきていた漢方薬の中の一つを飲ませました。ほんとに、この漢方薬であっているか不安でしたが、その薬があまり強いものではなかったので、飲ませてみました。

もし、違っていても今より状況は悪化することもないし、ダメだった場合は、飲ませた後の結果を見て次の手(次の漢方薬)を打とうと。
このままだとみんなに迷惑かかってしまうし…とにかく飲ませるしかない。

目覚めてからしばらく立つこともできず、朝食も見向きもしなかった息子が漢方薬を飲んで30分後、すくっと立って「お母さん、トイレ行きたい。」と。

すると、便がたっぷりと出ました。

そこで、私はこの子もカニにやられたな。と気付きました。

それからはすっかり元気になり、真冬にも関わらず、旅行というイベントに甘えてソフトクリームをほおばり、その後は雪の積もった公園でお友達といっぱい遊びました。めったに見ない一面真っ白な雪に大はしゃぎ!さっきまでの様子は嘘のようです。

一服でこんなによくなるとは、自分でもびっくりしました。

友達には、

「朝はどうなることかと思ったわ!」

「このまま、電車に乗って何もせずにすぐに帰らなあかんかな?ってあきらめかけてたわ。」

(ほんと、心配させてごめんね(*^.^*))って感じです。

不思議なことに他の二人の親子の体調はなんともなし!私たち親子だけ。

友達には、わたしの分のカニだけがヤバかったのか、親子して体が弱いのか、どっちなん?

と言われたのですが、本当のところはよくわかりません。確かに食あたりにはなりやすい体質ではあるので。子供にもきっちり遺伝するのかな〜。

まぁ、どちらにしてもカニにあたったのは事実です。カニはおいしいけど、あたるとコワイですよ。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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