お腹の痛みに効くいろいろな漢方薬
我が家は○○の救急箱なんてものは存在しません。
そのかわり、常備薬として漢方薬がキッチンにあります。漢方屋ですからね(笑)
ちょっとした症状を緩和したい時(急性の症状)なども我が家は漢方薬を飲みます。
風邪のときの漢方薬。
お腹が痛いときの漢方薬。
頭痛のときの漢方薬。
肩こりのときの漢方薬。
といった具合に。
こどもが「お腹痛い」と言うと、我が家ではすぐに漢方をひとさじ飲ませます。
(保育園の頃から飲んでます)
一番、よく飲ませていたのが人参湯だったので、うちの子は”にんじんとう”だけは覚えています。
「お腹が痛い!」と一口にいっても、症状は細かくわかれるので、それに合わせた漢方薬を飲むのがポイントです。
うちの子が小さい頃、一番多かったのは、寝冷えや冷たいものの食べすぎで下痢になっている場合です。
これは、人参湯でうちの子供なんかだと一服でよくなります。(一日じゃないですよ)
逆に便が出ない時のお腹痛の場合は、漢方薬はちがってきます。
ムカムカと吐きそうで、お腹の気持ちが悪い時でもとりあえず、子供は「お腹が痛い!」と言います。
その時は「吐きそうなの?」と聞いてみます。もし、吐きそうなのに、吐けない場合は、別の漢方薬になります。
これは人参湯は効きません。
むしろ、このパターンは、人参湯を飲むと悪くなります。
また、食べ過ぎや食あたり、胃もたれで、胃が弱ってお腹が痛い場合もあります。
これは、こどもに聞くだけでは「お腹が痛い!」としかいいません。
お口の臭いをかいでみて、いつもとちがう臭いがしたら、胃が弱っているかもしれないのでお腹の痛みではなく胃痛として漢方薬を考えます。
もちろん、食欲のあるナシでも判断できます。
過去にお腹の痛みに人参湯が効くと、「お腹の痛み」は人参湯にしたいところですが、そこが漢方の難しいところ!
その時の状況によって、選ぶ漢方薬が変わってしまうのですね。
「お腹が痛い!」だけでなく、プラス咳の症状が見られたら、また全く別の漢方薬になるので、その結果、いろいろとちょっとずつ、キッチンにある漢方は増えていくんですね。
結局、いろいろなお腹の痛みに対応できるようにキッチンには結構な種類の漢方薬がおいてあります。
普段から、病院のお薬が苦手だという方なんかは、漢方薬だと自然のものなので抵抗ないんじゃないでしょうか。
病院に行こうと思うような病気であっても、漢方薬で対応できることもありますよ!
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