漢方専門まごころ漢方薬店

母乳にこだわってみよう!!

やっと、朝晩が涼しく過ごしやすい季節になってきましたね。

空を見上げると、「秋の空」って感じですよね。(^0^)

妊婦さんは、ウォーキングなど、少し身体も動かしやすくなってきたのではないでしょうか。

安産に向けてがんばりましょう!

今回は、これから出産を控えた妊婦さんに読んでいただけたら嬉しいです。

どの育児書を開いても、『母乳で育てられるなら、できるだけそうしましょう』というような内容が書いてあります。

初めてのお産を前にされたら、まず母乳で育てることを目標にしてみたらいいんじゃないかな。と私も自分の経験から思います。

なぜかというと、産まれてくる子供の将来も含めた健康に大きく関わるからです。

お母さんの免疫力を受け継ぎ、小児科にお世話になる率も母乳のおかげでグンと減るはずです。

できれば出産する病院等も、母乳で育てるよう指導してくれるところを選ばれてはいかがかと思います。

なぜなら、初めての場合はいくら、本や誰かのアドバイスで勉強していても、実際、お乳をあげる段階になると、そんな簡単ではなかったからです。

私がお産した時の経験からですが、その時入院中のお母さん7〜8人と一緒に、同じ部屋で授乳していましたが、誰一人として産んで、すぐにお乳がたくさん出た方はいらっしゃいませんでした。

やはり、皆さん、助産師さんの指導なしではうまく授乳ができませんでした。

私の場合、赤ちゃんが吸ってくれるけど全く出ていないので、横から助産師さんに、おっぱいをギューと押されて初めてお乳がビャァッーと飛びました。

それが、痛いのなんの‼ みんな順番にお乳をしぼられると、「イッタ〜イ‼」と大声がでます。

これをまねて自分でやると、痛すぎて力を加減してしまうからか、またお乳は出ない。ところが、また助産師さんに押されるとお乳がビャァッーと出るんです。

お乳のツボかなんかがあるのかと思うくらい!

指導がなければ、自己流でいつまでたってもお乳は出ないところでした。

病院で同室だった方は、帝王切開で、赤ちゃんが小さくお母さんのおっぱいを吸うのが弱いせいもあって、お乳がほとんど出ないとのこと。

毎日、授乳前には、病院で教えてもらったおっぱいのマッサージを一生懸命されてました。

わたしは、それなりに出ていたので、頑張っていらっしゃるのを横目で見てマッサージはあまりしていませんでした。

すると、彼女の努力でお乳が出るようになったら、今度はだんだん、わたしの方がお乳の出が悪くなってきたのです。

わたしも慌てて彼女のまねをし、おっぱいのマッサージをするとお乳の出もよくなってきました。

それから、家に帰っても、マッサージを続け、お乳を柔らかくし、いっぱい出るようになれば、残ったお乳はしぼって捨てて、なんとか母乳のみで育てることができました。

ちょうど、同じころに何人か出産した友達がいて、母乳が出たかどうかを聞くと、半分くらいは、出が悪く途中でミルクに切り替えたという話でした。

お仕事をされていれば、早めにミルクに切り替えないといけないという事情もありますが、生まれて少しの間だけでも母乳で育てることができるのと、そうでないのとでは、赤ちゃんの健康に大きく作用すると思います。

いろいろ努力した結果、どうしてもお乳が出ないってこともあるかもしれません。

でも、初めてのお産、頑張ってトライしていただいて、母乳で育ててみてほしいなぁ。と個人的に思います。

うちでは、不妊症でお悩みの方がたくさん来られています。

もともと漢方薬で体質を改善し、食事や運動にも力をいれていただいていますので、皆さん、自然と妊娠前に母体が健康万全になっていきます。

そうすると妊娠後、お腹の赤ちゃんはスクスク育っていきます。

もちろん、母乳の出も良いそうです。

母乳で育てた赤ちゃんがより元気で健康になるように、まずはお母さん自体、健康を意識されてみてはいかがでしょうか。

あっ!そうそう、マッサージしても母乳が出にくい場合、漢方薬で手助けできる場合もありますので、その時はご相談くださいね。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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