漢方専門まごころ漢方薬店

漢方薬は根本治療を行い体質改善します

完治、根本治療、体質改善の正体

体質改善とは、具体的にはどういうことでしょうか。

それを知るためには人間の自然治癒力と環境の適応能力のことを知る必要があります。

人間の身体は本来、自分の身体を自分で治す自然治癒力をもっています。

ご存知でしたでしょうか、実は、病院に行こうが、行くまいが、ほとんどの病気は、自分の自然治癒力で治すしかありません。

病院の薬は、本来もっている自然治癒力を生かす治療ではなく、新薬の強い効果で強制的に症状などを抑制します。

治すというよりは症状をごまかすといったほうが良いです。

自然治癒力と同時に人間の身体は環境にあわせる能力をもっています。

熱いところに住んでいる人は、汗腺が発達していて、汗をよくかくことによって、体温を調節する体質になっています。

逆に寒いところに住んでいる人は、皮膚を閉めて熱が逃げないような体温調節する体質になっています。

慣れてくる薬の効果

病院の薬を飲んでいるとだんだんと効かなくなってくることがありますね。

それは、この自然治癒力と環境適応能力が関わっています。

病院の薬は、自然のものではないので、厳密には、毒です。

毒の反作用を利用して、症状を抑えるのですが、人間の体には学習能力がありますので、薬(毒)の成分を分解するのがうまくなってきます。

分解がうまくなると、薬の成分がなくなるので、だんだんと効かなくなってきます。

また人間の体は薬という外部の効果で症状を抑えていることが長期間になってくると自分の自然治癒力で症状を調整する力が弱くなってきます。

長期間、薬の作用が体内で働いていると、自分で自然に治すように、頑張らなくても薬にまかせておけばいい方向へと体を適応させるからです。

そして、今度は、体は、その病院の薬を飲めば、症状がなくなるという環境に体を勝手に調節していきます。

そういった体質になった時、薬が以前より、効かなくなり、薬をやめたら途端に症状がひどくなるといった体質になります。

例えば、アトピーとステロイドの関係などですね。

病院の薬のほとんどはこういった対処療法(薬を飲んでいる間だけ症状などを抑制し作用時間が切れれば元に戻る)なので、長期間飲んでいても自分の体質が良い方に変わっていったり、自然治癒力が元に戻っていったりすることはありません。

むしろ、自分で調整しようとする力は弱まっていきます。

病院の薬を飲み続ける行為というのは、歩くのがしんどいからといって、車椅子(薬)にまかせながら、目標としては、フルマラソンを完走したいと考えているようなもので、病院の薬で根本治療しようとするのは矛盾しているのです。

基本的には、飲めば治って、効果時間が切れれば、症状が再発して・・・また、薬を飲んで・・・の繰り返しです。

それに病院の薬は、化学合成品で自然のものではないので、あまり長期間飲むことは身体にいいのかどうか、本当のところは、よくわかっていません。(もちろん、やむを得ず飲みつづけないといけない薬もあると思いますが)

病院の薬も、いずれはやめていかないといけないし、薬をやめても体が元の病気状態に戻らないようにしてもらわないといけないのです。

漢方薬は自然治癒力を応援する

漢方薬は、患者さんの自然治癒力を健康だった頃のように、うまく働けるように手助けします。

漢方薬が強制的に症状を抑えるわけではありません。

だから漢方薬は、体質にあっていないと全然効かないのです。

そして、体質を調節していくので、やがて元の自然治癒力を発揮できる健康な体質に戻ります。

そうすれば、自然治癒力を元に戻すために飲んでいた漢方薬もいずれはやめないといけません。

漢方薬の廃止

「病気が治る」というのは、「薬飲んでいる間だけ治る」という条件付きのことではありませんよね。

病院の薬にしろ、漢方薬にしろ、サプリメントにしろ、やめても自分の力で治すことができる体質というのが根本的に治ったということです。

ここで一つ気をつけたいのは、病院の薬と漢方薬は廃止するタイミングが違うということです。

病院の薬は対処療法なので、対処できれば(症状がなくなれば)すぐにやめてもいいかもしれませんが、漢方薬は対処しているわけではないので、症状がなくなってもすぐにやめるのはよくないです。

症状がなくなっても、身体の中の調節は終わっていないかもしれないのです。

かといっていつまでも同じ漢方薬を飲んでいたら、いつのまにか体質にあっていない漢方薬を飲みつづけているかもしれません。

このあたりの見極めが難しいです。

「どのタイミングで漢方薬をやめるか?」に関しては、マニュアルはないので理論ではなく、経験と知恵で決めていくしかありません。

まごころ漢方の廃薬の考え方

まごころ漢方では、なるべく早く漢方薬も卒業できるようにします。

しかし、症状がなくなればすぐにやめればいいというものではないので、最もベストな漢方薬をやめるポイントをご一緒に考えていきます。

また、健康になってからも、もっと元気でいたい、二度と同じ病気になりたくないという方には、体質にあわせて飲みつづけることのできる漢方薬をお探しします。

いち早く、あなたの健康が取り戻されるようにお手伝いいたします。

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ブログの著者 国際中医師 松村直哉

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