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私の生理はピルでしか来ないの?

今現在で、ピルの治療を始めて何ヶ月になりますか?

もしかしたら、年単位でしょうか。

そして、吐き気、うつ状態、むくみなど、ピルの副作用で辛くないでしょうか。

本来、月に1度あるはずの生理が来ない場合(無月経と言います。)は、病院では、通常はピルでの治療を行います。

ピルを飲む事によって、ピルの成分である卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類の女性ホルモンの値が「妊娠中」と同じ状態となります。

そのため、自分の卵巣の働きを強制的に休ませて、排卵がされなくなるのです。

ピルによって体は、妊娠するための準備をやめるのです。

ピルを避妊の目的で使用するのは、このメカニズムのためです。

ピルでの治療をすれば、ピルを飲んでいない期間に月経のような出血が起こります。

それって「本来の月経」でしょうか?

ですが、この出血はただの、不正出血なのです。

言うなれば、「薬剤性の不正出血」です。

その理由は、ピルによって体の中のホルモン値を操作し、脳に「妊娠中」であることを伝えることによって、卵巣の働きをストップさせているわけです。

ピルをやめれば、脳は妊娠していないと判断し、出血を促すのです。オンかオフに切り替えているだけです。

本当の月経とは、体の中で妊娠ができるように子宮内膜を厚くし、赤ちゃんを育てやすい柔らかい内膜をつくり、卵巣で卵胞を育て、排卵をするという一連の働きを行っているのです。

そして、妊娠の機会に出会わなかった場合に、月経として出血が起こります。

ピルで来る月経は、目に見える結果は自然に来る月経と同じような出血ですが、実際は子宮内膜もつくられていないし、排卵も起こっていない後の出血なのです。

女性ホルモンは、妊娠中以外は日々とても複雑なホルモンバランスの上に成り立っています。

女性の健康が月経と多いに関係があるのも、女性ホルモンの存在があるからなのです。

ピルを飲んで、起こる月経を問題ないと捉えて、いつまでもピルを飲んで生理が来ている状態を正常だと安心してはいけません。

ピル治療後、自然に月経がくる様になった場合は、ピルという人工ホルモンが体に刺激となって、月経サイクルが正常に動きだすきっかけになったと考えられます。

ピルを飲んだ後に、無月経や月経不順が良くなったというケースはあります。とくに若い方はその傾向が多いですが、30歳を過ぎると、ピルがきっかけとなる場合は、ほとんどなくなります。ピルをやめて、自然に月経が来るようになるのは、どちらかというと、運が良かったと言っていいのではないでしょうか。

無月経で悩んでおられ、ピルの治療をされていてもなかなか改善が見られないので、病院を変えてみたらどうかな?なんて思われているかもしれませんが、どこの病院でも同じピルの治療方法しかないのです。

漢方薬なら、体調を整えることによって月経のサイクルが正常になるように調整をしていってくれます。赤ちゃんを育てる準備を毎月できる、自分本来の月経をピル以外の治療方法で来させることができるかもしれないことをお伝えしたいと思います。

うちで漢方治療をされ、ピルを飲むのをやめてはじめて、「ピルを飲んでいた時は体が縛られていたみたいだった。」と、ピルの副作用に後から気付いた患者さんもたくさんおられます。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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