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子供のしつけって?

新学期が始まりましたね!

店の前を可愛らしい新小学一年生が歩いているのを見かけ、うちの子が一年生の時も大きなランドセルを背負う姿が初々しかったのを思い出しました。

ということで、うちの子が小学一年生の時の話を書きたいと思います。

実際に経験するまで、小学一年生がこんなに大変な時期だと思ってもいませんでした!
次から次へと「えっー!!」となることをしでかしてビックリさせられました。

数年前に子供さんが一年生だったお母さん方に話を聞くと、「うちも同じ!ほんとに、いろいろと大変だったわ。」とのこと。どの一年生も通る道ですね。

小学校の先生も「一・二年生が一番手のかかる時期です。手がかかってあたり前と考えてください。」とおっしゃっていました。

ほんとうに一年前の年長さんの頃の方がいい子だったような気がします。
もちろん、中学生になっても高校生になっても社会人になっても一年生の時期は、親も子供も大変ですよね。

子供は日々、新しい事を経験し、初めての失敗をします。
しつけは何もわからない子供にだからこそ、行わなければならないこと。だと私は思います。

言い換えれば、悪いから怒るだけではなく、子供が本当にわかっているかどうかがポイントで、わかっていない場合は一つ一つ教えることではないかなぁと思います。

これは、親にしかできないことだと私は考えます。親にしかできない教育がしつけってことなのかもしれませんね。

自分の子が初めてのことを学ぼうとしてしている時なのかどうか、初めての壁にぶち当たっているのかどうかは、毎日接している大人、特にお母さんが気づく場面がどちらかと言えば多いと思いますので、その時にしっかりと向き合って教えてあげる事がその子のそれからの人生の宝物になるのではないでしょうか?

そんなふうに思ったので、私は次のようなことを重要視しながらやってきました。

大事なことは、 はじめて起こした問題をそのままにしない。

はじめての失敗や間違いをした時にじっくりと、とことん対応する。
そこで気をつけたいのが、しつける時にはいきなり殴ったりしてはいけないということ。なぐってしまうと子供が怖がり、萎縮して、親の話を聞けなくなってしまうかもしれないからです。また、子供が一度、恐怖を体感すると、本当は親に聞いてほしい話もしなくなってしまう可能性も出てこないとも限りません。

親としても今はしつけている時なのか、怒っている時なのかを区別して、子供と接っするとうまくいくのではないのかなぁ。と思いました。

特に、小学校1年生になるといきなり社会が大きくなり、はじめてのことだらけ!
また、6歳という年齢は精神的にも不安定な時期です。

子供が何につまづいて困っているのか、間違っているかどうかを知るにはお風呂に入ったときや、夜寝る前に「今日は、学校でどんなことがあったの?」などと、優しく聞いてあげてみるのがいいと思います!

その一言で、子供は何か心の中でひっかかっていること、学校で嫌だったこと、つらかったこと、なぜ、お友達にこんなことを言われたんだろうと、よくわからないまま、心の中でモヤモヤとしたことがあれば、6・7歳の時はすんなりと話出してくれると思います。
自分からはなかなかうまく話せないので、(まだまだ、言葉が不十分で思ったことを上手に表現できない年齢ですから。)

「なんかあったら何でも言いなさいよ。」←これが一番何も話さなさそう。
というスタンスではなく、親の方から優しく聞いてあげるのがポイントではないかなぁ。と私は思いました。

悪いことをしたら、いきなり叱るのではなく、子供が好奇心から何もわからずにして結果悪いことになってしまったことなのかどうか、これは、怒ることではなくて、しつけをしなければいけない時なのかどうかをまず親の方が頭の中で判断する必要があるな。と私は実際の子育て経験から考えます。

頭ごなしに怒ったとしても、子供自身が理解出来なければ、何も学ぶことができません。特に、「悪いことをした=怒る」とすぐに直結するのは、一年生の時期は気をつけるべきではないかと思いました。

私も親と言っても人間ですから、思わず、「なんてことするの!!」としょっちゅう怒ってしまいます。

でも、その後、本人が悪いことだとわからなかったのなら、怒るモードからしつけモードに変えて、しっかり話をしてあげることが大切なんだ。と自分に言い聞かせながら、子育てしています。

子供の成長は、とても楽しみですね!

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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