漢方専門まごころ漢方薬店

体にとっても悪い受動喫煙(タバコ)

ダイニングテーブルに、子供が学校で学んできたワークシートがおいてありました。

その内容は、『病気の予防』で、今回のテーマは喫煙と害と健康でした。

私の子供の頃からと変わらない教えは、「未成年でタバコを吸ってはいけない。」という内容ですが、今やその理由がとてもはっきりと書かれていました。

そこに書いてあったのは、『タバコを吸う年齢が若ければ若いほど、死亡率が高くなる』ということ。

そのワークシートには、喫煙の開始年齢と心臓病やがんによる死亡との関係がグラフで表されていました。

「タバコを吸うことを禁止(禁煙)したり、制限したりする場所(分煙)が多くなっているのは、なぜだろう?」という設問に対して、うちの子が書いた回答は、「タバコから出た煙を、子供が吸って死にいたることがあるから。」でした。

最後のまとめとしての設問では、「タバコの害から自分の体を守るためにどんなことに気をつければよいのだろう?」

うちの子の回答:「タバコを吸っている人から、離れる。タバコは吸わない。」

子供のうちから、みんながこの意識を持っていれば、将来、タバコを吸う習慣はなくなっていきそうです。

こんなふうに、しっかりと学校でも社会全体でもタバコの害についての知識を子供たちに教えることが、タバコの煙によって健康被害がない環境を作っていくことにつながるのだと思います。

日本は遅れていると感じた瞬間

前に、ハワイに住んでる友達親子が大阪に来てた時に一緒に遊びに出かけた時の話なんですが、子供たちにパフェを食べさせてあげようと思って、大阪のとある喫茶店に入ったのです。

うちの子供は、何も気にもしませんでしたが、ハワイに住んでいる友達の子は、周りを見渡した時に怪訝な表情をしたのです。

私がその表情を見て、「どうしたの?」と聞くと、「なんであの人たちタバコを吸っているの?」と友達の子が、質問してきたのです。

友達が「ハワイじゃ、誰も公共の場所でタバコを吸っている人はいないから。」と教えてくれました。

「そっか…」と、なんだか申し訳ない気持ちになりました。

季節が夏だったので、とても暑くて冷たいものを食べたり飲んだりして、お別れするまでの残りの時間を楽しく過ごしたくてその喫茶店に入ったのに。

なんだか、とてもショックを受けたことを覚えています。

でも、このワークシートを見て、子供の頃からタバコの害について教育をしてくださることで、日本に住む子供たちも、そのうちにタバコを吸っている大人を見かけたら、「なんであの人、タバコを吸っているの?」って当たり前のように疑問に思う未来がすぐ近くまで来ているような気がしました。

現に、厚生省のサイトをみると、20代の方の喫煙率は低く、全体的にも喫煙率が減ってきています。
(参照サイト)最新たばこ情報

日本も2020年のオリンピック開催年には、かなり規制が厳しくなってタバコを吸える場所がなくなるはずなので、一気に喫煙率が下がりそうですね。

日本でも、子供たちがタバコを吸っている人を見かけなくなる日が早くやってくることを期待したいと思います。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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