漢方専門まごころ漢方薬店

健康的なご飯作りのお手軽なポイント

毎日、晩御飯のメニューを考えて作るのって、本当に大変ですよね。

でも、健康な体は毎日の食べものを元に作られるわけで。

だからこそ、食事はとても大切です。

だからと言って、みんな、栄養士でもなければ、シェフでもないわけです。

当然、栄養バランスを完璧に計算したりなんかできません。

仕事もあるし、他にすることもいっぱいなのに、そんな時間も暇もあるわけないですものね。

でも、やっぱり好きなものばっかり、何も考えずに毎日食べていたら、体の調子がおかしくなってきます。

そうならないために、私が普段、ご飯を作る時に気をつけている簡単なポイントをご紹介したいと思います。

メインの食材は代わり番こ

我が家はどちらかと言うと、肉好きですので、意識をしなければ、肉料理ばかりになってしまいます。

ですので、メインの食材は肉、魚介、肉、魚介、肉・・・と代わり番こにすることにしています。

急な外食などで、うまくいかないこともありますが、単純に前の日が肉料理なら、「今日は魚にしよう!」というふうにメインのメニューの食材をまず決めます。

お魚は、旬のものですと、お値段もお安く、味も美味しいですので、お魚屋さんに行くのが楽しみです。

また、肉も、牛肉、豚肉、鶏肉、ミンチ肉と種類があるので、1週間のうちで順番にメインにすると、メニューも自然と偏らなくてよくなります。

野菜の種類は常に3種類

野菜もしっかりとバランスよく摂りたいですので、簡単に項目を3つに分けて、それぞれの食材を使うようにしています。

❶緑の野菜(葉の野菜、ブロッコリー、ピーマン、きゅうりなど)

❷根菜(人参、玉ねぎ、大根、蓮根、かぼちゃ、イモ類など)

❸きのこ(しいたけ、しめじ、えのきだけ、マッシュルームなど)

この❶〜❸の中のそれぞれから3つの野菜を取り入れると、料理の色合いもキレイになります。

プラスONEの野菜はネギ

ネギは、味噌汁の具にしたり、薬味にしたりと、ほぼ毎日使うので、必ず青ネギか白ネギを必ず冷蔵庫に常備しています。

大豆製品で一品

良質なたんぱく質を大豆製品で取るために、豆腐、納豆、油揚げ、厚揚げ、枝豆などで、簡単な一品をつくります。

味噌汁の具にすると簡単ですし、豆腐なんかはサラダに入れることも多いです。

海藻も忘れずに食べましょう

海藻も忘れずに摂りたいのですが、結構、忘れてしまいがちになりますので、ワカメが1番使いやすいので、冷蔵庫に常備しています。

わかめ、とろろ昆布、もずく、めかぶ、ひじき、海苔などをどこかの料理に入れるようにしています。

と、こんな感じで、その日ある食材の中から、3種類の野菜、大豆製品、海藻を選んでメインの食材に合わせて作っています。

例えばこんな献立に

メイン:鶏の唐揚げとレタス
汁:豆腐と玉ネギとシイタケの味噌汁
一品:キュウリとワカメとおじゃこの酢の物

絶対、どれか欠けたらダメってわけではないですけど、常に意識することで、食材の偏りが減ります。

本来、『食養生(しょくようじょう)』とは、その時、その時の自分の体調に合わせて食材を選んで料理することです。

体に良いと言われているものを、ただいっぱい食べることとは意味が違います。

例え「良いとされているもの」であったとしても、ただの栄養の偏りになります。

理想的な食養生が毎日できればいいのですが、それに力を注いでたら、実際のところ結構大変です。

でも、少しでも食養生ができている状態に近づけるように、できる範囲で毎日の食事作りの中で習慣化することが大切ではないかと思います。

『食事が、健康な体を作ること』は間違いないので、毎日のご飯は食材を意識して作ってみてはいかがでしょうか。

●アトピーや不妊症などでお悩みの方は、こちらの 「漢方無料相談する」 から送信してください。

●お問い合わせは、こちら から送信してください。

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

FacebookTwitter

関連する記事