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皮膚疾患(アトピーなど)に良い食べ物とは

やはり、健康になるためには、毎日の食事が大切です。

逆を言うと、何を食べるかで、健康を維持できるかが変わってくるということでもあります。

よく、薬膳と言いながら、アトピーに良い食べ物などの紹介をされていることがありますが、東洋医学では、西洋医学のアトピーという病名に対して良い食べ物とうものはありません。

アトピーでもどんな体質に人なのかをみていきますので、今回は、東洋医学として、皮膚疾患(アトピー、にきび、蕁麻疹など)の場合に具体的に何を食べると良いのかをタイプ別に分けてご紹介いたしますので、ご参考にしていただけたらと思います。

【肝熱湿疹タイプ】黒豆

【胃腸系が弱く乾燥する湿疹タイプ】人参・はちみつ

【胃腸が弱っている湿疹タイプ】えんどう豆

【胃腸が弱っていてジュクジュク湿疹タイプ】そら豆・いんげん豆

【白く膿む湿疹タイプ】あずき・大豆

【乾燥系湿疹タイプ】れんこん・イカ

【乾燥で便秘による湿疹タイプ】豚肉

【熱が体にこもっている湿疹タイプ】豆腐・大根・かぼちゃ・トマト(夏だけ)・なす(夏、秋)・ピーマン・セロリ・白ネギ・オレンジ・緑茶・紅茶

ご自分の皮膚症状のタイプに合わせて、このような食べ物を選んでいただきたいと思います。

また、皮膚病になりやすい体質改善ができるのが、です。

できましたら、体質改善のために、毎日の献立の一つに酢の物を加えていただきたいと思います。

そして、解毒の作用があるのが、シソ・かぼちゃですので、そちらも合わせて上手に組み合わせて、いただだけたらと思います。

これらの食材で、私、オリジナルの簡単レシピをご紹介しますね。

セロリと豆腐のオイスターソース炒め

セロリを食べやすく、斜め切りにしたものと、カタクリをまぶした豆腐をフライパンで炒めたあと、中華スープで少し煮込み、セロリがお好みの硬さになったら、オイスターソースで味付け。
(仕上げに、少し酢を回し入れて)

簡単冷奴

豆腐に細く刻んだ白ネギをのせて、ポン酢かけて簡単冷奴。
(お好みで、シソものせて)

いかとトマトのサラダ

ゆでたイカと、スライストマトを合わせて、塩・胡椒・オリープオイル・酢で簡単手作りドレッシングをかけて。(お好みで、スライスピーマンを合わせて)

根菜と豚肉の煮物

豚バラ肉、レンコン、大根、人参を出汁で煮込んで、和食味に。
甘みは砂糖を使わず、はちみつで。

わたしが毎日つくる料理は、こんな感じで、メインのメニュー以外は、その場で考える「名もなき料理」です。

ちゃんとしたメニューばかりだと、疲れますよね。

そして、気をつけていただきたいのは、思わず、時短で簡単メニューにしたくなります。(ネットでも時短料理動画などが流行っています)

ですが、そこで注意していただきたいのが、お味です。

毎日食べるご飯は、おいしくする努力が必要です。

なぜなら、おいしくないと、人は毎日、食べる気がしませんから。

そうなると料理が億劫になります。

健康になるためには、「おいしい名もなき料理」を自分で作りましょう。

毎日の食事は、日々の体を作っていることを忘れないでくださいね。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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