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35歳を過ぎてからの病気の原因は老化!?

先日、テレビの番組で見たのですが、箱根駅伝で優勝された青山学院大学の選手で、今年二十歳を迎えられたお二人に、『19歳と20歳との違い』を20歳を過ぎた同じチームの先輩達が語っておられました。

その内容が、とてもシビアだなと思ったのです。

なんと「20歳になると、疲れが取れない!」と。

それを聞かされた、20歳になったばかりのお二人は「本当に?」と半信半疑な様子でした。

たった一年の違いですが毎日、ハードなトレーニングを積んで走っておられるからこそ、わかることなんだなぁ。と関心してしまいました。

自己ベストを常に意識し、肉体の限界に挑戦されている人達だからこそ、自分の体の衰えを実感されるのかもしれませんね。

この言葉を聞いて、人間の体のピークは20歳なんだなぁ。と感心しつつ、自分の年齢をかえりみると少し寂しい気持ちも・・・

病気になったらすでに手遅れ

そこまで自己ベストに向き合っていない私のような人間は、まぁ、そこまでシビアに自分の体の衰えを気にすることはないので、自分の体にもそこまで気を使うこともないですよね。

ところがです、私も身を持って気づいたのです。

前回のブログにも書きましたが、私の場合、40歳を超えて、体に訪れる数々の不調を常に治療しています。

悲しいですが人間の体は一度、壊れると全くの元には戻らないことを実感しました。

若くて何も問題のない体には逆立ちしたって戻りません。

なりやすい病気や悪い症状は、年々、スキあらば出てこようとしているのを感じてしまいます。

35歳から気をつけないといけないこと

自分でわかるのですが、私の体の不調は親からの遺伝的な要因と、生活のリズムの乱れや、食事の偏り、日々の疲れが重なり合うことで起きています。

このように、病気とは老化の機能低下遺伝の悪い部分の発現することで起こるように思います。

病気の母親を見て育ってきた私は、自分はなんとか病気にはなりたくないと思いながら、日々生きています。

もしも病院で病気の診断をされたなら、残念ながら、もう、手遅れのお知らせ。

一度なってしまった病気は、体の衰えを感じているくらいの年齢の時には、完全に治癒する見込みがなくなってしまうということです。

35歳を過ぎてくる頃は、病気になるか?ならないか?ではなく『体調の良いベストな状態をどれだけ保っていられるか。』が鍵(カギ)となるのではないでしょうか。

人によって、おそらく体の衰えを実感する場面は様々だと思います。

病気につながる衰えは、いろいろな形をとって現れてきます。

日々、体の声を聞きケアしてあげる

例えば、「昔、普通に食べることができたものがアレルギー反応を起こすようになった。桃を食べたら口がイガイガするとか、梨を夜に食べたら夜中におしっこにいくとか」些細なことですが、体の機能が衰えている兆候に気づいたら、その食べ物は過去のような食べ方をしないようにするということが、

『病気を予防することにつながります』

しかし、私のように親からの遺伝は、普段の食事や生活の改善などでは、どうしょうもない問題です。

そういった生まれ持った体質の弱点は、漢方薬でカバーしながら、病気にならない体づくりができます。

普段は気づかないかもしれませんが、どんな人も20歳をすぎると、体は衰え始めます。

そして35歳からは、健康の階段を降り始める歳の始まりです。

出てくる体の不調をそのままにしないで、体の悲鳴により早くフォーカスをして対応することで、将来なるかもしれない病気を遠ざけることができるのではないでしょうか。

病気になってから、病院に行っても、遅いです。

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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