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ステロイドは怖い薬ではない?

「ステロイドは怖い薬ではない!」とある日の情報番組で取り上げられているのを見ていて、(主にアトピー性皮膚炎での使用について)

思わず、「はぁーーーーーー??」とテレビの前で声が出てしまいました。

本当に、ステロイドが怖い薬ではないのであれば、わざわざ番組で取り上げてまで『怖い薬ではないですよ。』と言わなくたっていいんじゃないでしょうか?

怖くないのなら、誰が使ったとしても大丈夫なんでしょう?

それなら、テレビでわざわざ注意喚起の必要ないじゃないですか。

これって、よく芸人さんが落ちたら危ない場面で、「押すな!押すな!押すな!」って叫んでおいて、実際は(押してくれ!)って言ってるのと同じような気がします。

「ステロイドは怖くないよ、大丈夫よ!」と言っておきがら、「実は、怖いんですよ。」と伝えてるのに等しい。と思ってしまいました。

番組中、病院の先生のお話でも、ステロイド服用による副作用については、詳しく話されていませんでした。

使用については、必ず病院で相談しながらとのこと。

↑(その当の医師との相談で、患者さんにきちんと伝わらずに、使い続けて副作用に悩んでいる人がたくさんいるんですよ!)

私が思うに、本当に伝えなければいけないのは副作用の怖さです。

副作用を正しく知ることによって、ステロイド薬と上手につき合っていくことが大切だと思います。

だって、副作用が、いろいろあるのは、科学的な事実!なのですから。

「怖くない!」ではなく、「怖さを知る!」ことによって、つらい症状から解放される方がもっと増えるのではないかと、私は思います。

全く、頭っからステロイドは怖いから使わない!というのでなく、今のつらい症状が少しでも早く改善されるのであれば、使用しても構わないと思います。

ただ、長期の使用にはリスクがあることを知ってもらいたいと思います。

もし、ステロイドのお薬を長期に使用して、なかなか手放せないのであれば、出された病院で医師にもう一度、確認をしてください。

『具体的にあとどれくらい使い続けても大丈夫なのか?』

『この後、ステロイドでどんな風にどう治っていくと専門的に推測しているのか?』

病院での治療のゴールを明確に確認することが私たち患者にとって大切だと思います。

なぜなら、お医者さんは、治る目安や見通しなんか考えずに、その時、その時、薬を配っているだけですから。

今現在は、治療方針の中のどの地点にいて、今後は今よりきつい薬に変更する予定があるのかどうか?

きつい薬は今の薬と違ってどのようなリスクがあるのか?

使うことによって、以前とどう変わってくるのか?

ステロイド薬の使用ですぐに治った場合はいいですが、もし、なかなか好転しなかった時のやめるタイミングが重要だと思います。

しかし、ステロイドのお薬は「もうやめたいから、今日からやめます!」と言って、簡単にやめられない場合があります。

例えば、使用をやめてしまうと、かゆくて耐えられないという状況だとしたら、それこそ、どうやってその薬をやめるのでしょうか。

その状況まできてしまうと使い続けなければならなくなってしまいます。

やめなければならない事だとわかっているのに、やめられないという状況こそ、ステロイドの怖さです。

ステロイドからの離脱でつらい思いをされている方はたくさんいらっしゃいます。

もし、そういった事にならないように、その時の対処の仕方や説明を病院でしっかりとしてもらった上で、ステロイドのお薬を使用するようにされては、いかがでしょうか?

ちなみに、病院でも「ステロイド以外でお願いします。」と言えば、すぐにステロイド以外の薬を処方してくれる現実があります。

本当に怖くない薬であれば、患者さんのそのような訴えがあったとしても「むしろ全然大丈夫だから」と、しっかりと説明して、ステロイドを処方するのが専門家だと思うのですが…

ひとりの患者として、単純にそう思います。

実際は問題がないわけではないというところから、ステロイドのお薬は患者さんの選択の意思も汲み取る必要があると私は思いますよ。

医師と患者さんの綿密な話し合いですよ。

病院は、そんな時間ないだろうけど。

ステロイドのお薬を過去に全種類使ったことがあると言うと、病院の先生から『どれがいい?』と逆にステロイドを選ばされたというお話を”何人”からも聞きました。

この場合の患者さん主体の選択は、ちょっとおかしいと思いますが…選択すると言っても、そういう意味じゃないんですけどね。(笑)

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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