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無月経の危険性

「生理がない…月一のものがなくて、楽チンでいいわ‼」なんて思ったりしてないですか?

それは「無月経」と言い、そんなラッキー的なものではないですよ。

女性は思春期から、閉経までの間、女性ホルモンがちゃんと機能して、初めて健康と言えます。

実は、女性の月経は 美しさとも大きく関係してきます。

この女性ホルモンが、みずみずしい美肌や丸みをおびた女性らしい身体を作り出しているのです。

もし、毎月の生理がずっと来ないとなると、女性ホルモンが、うまく働かなくなります。

ということは、肌やプロポーションの問題だけでなく、そのままにしておくと将来、妊娠が出来なくなることもあります。

だからこそ、月経がきっちりと、月に1度来ているかどうかが女性にとって、大切なのです。

私の場合、思春期に生理が始まって以来、毎月ほぼ28日周期でしたが、それでも結婚して子供が欲しいと思ってもなかなか妊娠出来ませんでした。

妊娠は、新たな生命を作り出すことです。

身体が100%健康でなければ、ないほど難しくなります。

「月に1度、ちゃんと生理がある」ということは、妊娠を希望する女性として1番はじめにクリする条件なんですね。

月経周期とは、前の月経が始まった日から、次の月経が始まる前日までの日数です。

月経周期は終わった日ではなく、始まった日から数えます。

月経が始まる日数が、26日~33日の間に入っていればそれは正常な月経周期と言えます。

多少の個人差は、ありますので、数日前後するのは問題ありません。

28日周期というのは、あくまで平均であり、理想だったりしますから。

月経周期が、平均して25日以下だったり34日以上だったりした場合は、「月経不順」ということになります。

妊娠していなくて3ヶ月間全く月経が来ない状態は「無月経」と呼びます。

この「無月経」状態になってしまったら、焦ってほしいと思います。

(妊娠している可能性も考えてくださいね。(*^-^) その場合は、病院で受診を。)

漢方での治療の場合、自然にその方の月経周期を無理することなく調整することができます。

漢方によって、体が本来の月経リズムを思い出してしまえば、その後は漢方を飲まなくても普通に月経が来るようになります。

病院での一般的な治療としてはホルモン治療があります。

(妊娠しないようにする効果のピルなんかを使います)

ホルモン治療は、本来持っている月経リズムを無理やり動かします。

例え、その時に月経周期が戻っても、その後の月経周期を乱してしまう可能性もありますので、長期の治療は控えてほしいと思います。

うちには不妊のご相談でたくさんの方が来られます。

不妊治療の病院に通われていて、ホルモン治療によって月経周期がめちゃくちゃに乱れたという方がほとんどです。

そういった方は、まず漢方で月経周期を整えることからのスタートとなります。

過去のホルモン治療がなければ、本来の月経周期から調整を始めることができたのに、なかなかすんなりと治療が進まないという方もいらっしゃいます。

もし、ホルモン治療をされていなければ、本来のホルモンバランスへ調整もしやすく、妊娠準備状態により早く近づくことができます。

ホルモン治療が妊娠への回り道になってしまわないように…

と私は、いつも思います。

あなたの月経周期は問題ないですか?

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ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

ブログの著者 東洋医学カウンセラー 松村陽子

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